こんにちは、好きな悪魔の実はオペオペの実の永田です。

皆さんは”ゾーン”という言葉をご存知でしょうか？

マンガ好きな方には聞きなじみが深いかもしれません。

悪魔の実の分類の一つで動物（ゾオン）系なんてものがありましたね。

いや、その話は関係ないんです。

ゾーンはスポーツマンガとかでたまに出てくる極限の集中状態の事です。

周りの余分な情報がカットされて必要な情報のみに絞られる様な感覚になると言います。

スポーツの世界だと会場の雑音が耳に入らず、ボールが止まって見えたみたいな感じでしょうか？

ご本人に聞いたわけではないので分かりませんが、WBC準決勝の9回の打席や決勝のマウンドでの大谷選手は正にゾーンに入ってる様な脳の状態だったのではないでしょうか？


さて、そんな”ゾーン”状態の時の脳波は以前のブログで少し紹介したSMR波と言われています。
分類的にはLow　β（ローベータ）波に属していて、リラックスしているときに出ているアルファ波と活発な思考や緊張しているときに出るベータ波のちょうど中間に当たります。

緊張しすぎていても筋肉が硬直し本来のパフォーマンスが出せないし、リラックスしすぎていても良くないのでSMR波の波形がスポーツや受験の時なんかは最も適していると言えます。

もちろん序盤に記述した【ボールが止まって見えた】とかってレベルは修練を重ねた達人レベルの人間特有の感覚だとは思いますが、一般の人でも大事な試合や試験の前ではこのような脳波の状態になっているのが理想的ではないでしょうか？？

現在行っている脳波の実験では、この脳波を意図的に引き出せないかを研究しています。

もし成功したら、スポーツの分野でも試合前とかに鍼灸が用いられるのが常識的になってくるかもしれませんね(^^）


私も仕事前に自在にゾーンに入って仕事のパフォーマンスを上げようかと思います。

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