2023.07.22
こんにちは、ぎっくり腰4回くらいやってる永田です。
皆様、ぎっくり腰の経験はございますか??
当店はリラクゼーションという店舗形態の為か、あまりぎっくり腰のお客様はご来店されません。
常連様で鍼をやってることを知っている人は来ますが、いきなり初回からぎっくり腰ですって来る方は少ないです。
ただ私自身元々鍼灸整骨院で働いていた為、ぎっくり腰のお客様の対応は良くしていました。
その当時患者様から多かった質問の一つに
『ぎっくり腰は温めればいいの?冷やせばいいの?』
というものがあります。
今回はその質問の答えについて解説していきます。
#温める?冷やす? 正解は???
温めるか?冷やすか?正解は、、、
【どっちも正しくてどっちも間違い】
です。
『はい出たー!どっちつかずの日本人的回答する奴ー!!』
と思ったことでしょう。
すみませんでした。
もっと詳しく言うとケースバイケースということです。
基本的に筋肉や関節が炎症を起こしている状態であるぎっくり腰は、冷やすと炎症が抑えられ痛みが少し楽になります。
ただ冷やすことで血行が悪くなり、完治するまでの時間は少し長くなります。
逆に温めると炎症は促進され痛みは増大されます。
ただ炎症も身体を治すための身体の反応なので、促進させることで回復は早くなります。
つまり今大事な仕事があって、どうしても今この痛みを緩和しなければいけないんだというケースは冷やす。
今日明日どんなに痛くても構わないから一刻も早く痛みを取り除きたいというケースは温めるのが有効と言えるでしょう。
ただ基本的に炎症のピークは2~3日。
前者の場合でも2~3日経過して炎症が落ち着いたら、そこからは積極的に温めて下さい。
また強い腰の痛みでも歩けているし、これは果たしてぎっくり腰なのか分からないというケース。
この場合はまず冷やしてみて痛みが緩和するなら炎症由来のもの。
冷やしてみても変わらない場合は、温めてみて下さい。
痛みが緩和されるようなら強いコリが神経を刺激しての痛みという可能性があります。
以上、ぎっくり腰冷やすべきか温めるべきかのお話でした。
ヘルニア等の影響で強い痛みの出ているケースもありますので、必ずしも当てはまらない場合もございますが参考にしていただければと思います。