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2022.05.29

白衣はなぜ白いのか?~ちょっとタメになる色のおはなし~

こんにちは、好きな色はオレンジ色の永田です。

 

我々の様なリラクゼーションサロンはさておいて、歯医者さん、病院にいるお医者さんや看護師さんと医療に従事してる職業の殆どは白衣を身に纏っています。


医療従事者の戦闘服とも言えるべき白衣の色には、歴史的な背景や色の持つ力が大きく関わっています。

今回はそんなお話になります。




・いつから医療の現場に白衣はあるの?



遡ると、なんと紀元前のインドから白衣は使われているそうです。


 

医師は清潔であれと言う観点から白い衣を纏っていた様ですが、これは現代とも共通してますよね。

白い服は清潔感を相手に与え、汚れも目立つため衛生管理もしやすい訳です。



しかし、西洋の医師は19世紀末まで黒いコートを着ていたそう。



それまで公衆衛生の概念が無く、19世紀末にようやく衛生管理の重要性が認められ、医師は白衣を身につけるようになったと言います。



・白衣の弱点


ただ白衣にも弱点はありました。


僕らみたいな鍼灸師にはあまり関係ないですが、お医者さんや看護師は手術の時などずぅーーっと血を見続ける訳です。

血の赤色をずっと見続けると緑色っぽい残像がちらつく様になります。


補色残像効果というのですが、ある色をしばらく見つめた後にその色が視界から消えると視覚上にその色の補色(※)が残像として残る現象があります。


医師や看護師が手術中に緑色の幽霊が見えると訴えた事からそれを軽減させる為手術着は青緑色が選ばれる様になったみたいです。




当店のお客様用お着替えも緑色ですが、これも補色残像を防ぐためのものです(嘘です)


#お着替えご用意しております





(※)補色 上図は、中学の美術でも習いますが色相環と言います。

補色とは色相環で反対側にある色の事で、赤の反対は少し青みがかった緑色になります。



・手術着以外にも、、、


 

ただ、最近では手術着以外にも白以外の色が医療現場で多く見受けられる様になりました。


コードブルーでも、かっこいい青色のスクラブで医療の現場を動き回っていましたね。


白衣は清潔感があるのと同時に相手に冷たい、無機質な印象を与える色でもあるのでそれを避ける意味合いが強いと思います。


白衣高血圧なんて言葉もあるくらいですしね。



・色が相手に与える印象

 

色にはそれぞれ特色がありそれぞれ相手に与える印象が異なります。


また、グループYouTuberやアイドルなどそれぞれメンバーカラーがあったり、カズレーサーの赤だったり、ダンディ坂野の黄色だったり個人のキャラクターや団体を印象付ける役割も色は持ってます。


ゴレンジャーとかも、色毎になんとなくキャラのイメージが決められてる気がしますよね。

【白黒戦隊 モノトーンレンジャー】なんてのがあっても子供に人気は出なさそうですね、、、




続いて色毎の特徴を紹介していきます。


赤:情熱・活力・エネルギー・積極性・生命力・怒り・興奮


赤は強いエネルギーを含む色で積極的なリーダータイプに好まれる色だそう。


トランプ元大統領もよく赤いネクタイを身につけていました。

きっと勝負パンツは赤パンでしょう。


また食欲を増長する色でもあるのでラーメン屋の内装に使われてたり、飲食店の看板にも多く使われてたりもしますね。


他には目立つ色合いなので警戒色としての一面もあります。信号とか分かりやすい例でしょうか。





青:抑制・信頼・自立・鎮静・悲哀・内向




青は心身の興奮を沈め、感情を抑える色。情熱的な赤とは逆にクールな印象を抱く色です。

そう、この私のように、、、


まあ冗談はさて置き、爽やかで信頼感を与える色でもあるので、企業のロゴに最も使われている色だそう。

ただ逆に食欲を減退する色でもあるので飲食店のロゴにはあまり使われていません。

面白いですね。




誠実さをアピールできるので就職などの面接の時には青系のネクタイを選ぶのも良いかもしれません。



緑:自然・成長・安らぎ・調和・バランス・マイペース・受動的



緑は暖色でも寒色でも無い中間色で刺激の少ない安らぎを与える色です。


癒しの色でもありますが、刺激の少ない色である為積極的で活動的なタイプの人には好まれない傾向にあるそう。



ピンク:愛情・恋愛・幸せ・依存・甘さ




ピンクは幸せや甘さなど優しいイメージのある色です。


可愛らしいイメージから女性に好まれる色ですよね。

 

味覚的な甘さを刺激する色で、甘いものがとても美味しく感じる色なのだそう。

ダイエット中には林家ペー・パー子師匠を見ないようにした方が良いかもしれません。



オレンジ:陽気・喜び・向上心・自立・健康・社交的

 


オレンジは赤色と黄色の混ざった色。

暖色同士が混ざった色である為か、陽気で暖かい高揚感を表す色です。


また、オレンジ色の優しくて温かい光は、不安や抑圧を取り除いてくれる効果があります。


紫:癒し・神秘・高貴・スピリチュアル

 



紫は赤と青の混じった色。

相反する色同士が混ざってる為、心身のバランスを整える効果もあるそう。


また高貴なイメージが強く、聖徳太子の定めた冠位十二階では紫は最高位の色。





また相撲の行司の持つ軍配も紫は最高位になります。



黄色:希望・輝き・無邪気さ・ユーモア・好奇心




黄色は太陽の色に最も近い色。

太陽のように人々に希望や喜びを与えるポジティブな色です。


どことなく金運が上がりそうなイメージもありますよね。


また目立つ色なので赤と同様に警戒を促す色として使われています。


踏切や立ち入り禁止の看板などにも使われてますね。





白:清潔・純粋・無垢・無機質・冷たい・信頼・威厳



 


出ました、白衣の白です。

信頼や清潔感・威厳を相手に与えるので、医療従事者にかなり相応しいと言えます。


ただし前述にもあるように、冷たく無機質な印象も併せ持つので、必ずしも白がいいというわけではなくなってきました。


"ホワイト企業"や"白星を上げる"など、ポジティブな意味合いの言葉にもよく使われてますね。


また膨張色でもあるので、太った人は白い服は避けた方が無難かもしれません。


ちなみに、囲碁の石は膨張色である白は少し大きく見える為に、盤上で並んだ時同じ大きさに見えるよう少し白石は小さく作られてるそうな。



黒:威厳・孤独・不変・拒絶・頑丈・重い・高級感




黒は高級感や重厚なイメージを与える色。


確かに高級外車などは、黒色を選んで乗ってる人が多い感じがします。


暗い色でもある為、不安や恐怖を与える色でもあります。


白とは逆で収縮色なので全身黒でキメるとスタイリッシュに見えますが、暗い印象にもなるので注意しましょう。




ネイビー:誠実・真面目・大人・知的



ネイビー(紺色)は黒と青の中間域にある色。


誠実で真面目な印象を与えるので、スーツの色などビジネスの場に相応しい色。


また日本人の肌の色と相性が良く、大体どんな人が着ても無難にまとまるのもネイビーの良いところでしょう。


私服で使うにも黒だとキメすぎだけど、ちょっとかっちりしたい時にもネイビーは適してる気がします。



以上ちょっと長かったですが白衣の話と色のお話でした。


色の話はネクタイや服、小物の色など日常でも使えるので是非活用してみて下さいね。^_^

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